ICPC2019 Asia Taipei-Hsinchu Contest参加記

ICPC台湾に行って来ました!

大学から遠征費補助が出るということでプレッシャーがすごかったですが、めちゃくちゃ観光を楽しんできました

来年も補助お願いします

 

前泊したし帰りの飛行機も午後だったので時間が結構あって、美味しいご飯食べたりタピったりマッサージ受けたりタピったりお寺行ったりタピったりかき氷食べたりと色々しましたが、それを書いていると旅行記になりそうなのでやめます

 

ただ来年以降台湾に行こうと思っている人に向けて書いておくと

  • 地下鉄がめっちゃ安い
  • タピオカドリンクがめっちゃ安い

です

 

それではコンテストについて書いていきます

 

Practiceの日

横浜と同じように全部英語だと思って会場に向かったらスタッフに中国語で話しかけられてあたふたしてしまったけど、日本人チームと分かったら優しく案内してくれた

隣のチームとの机の距離が近すぎてびびる

 

Opening ceremonyが始まって、英語分からねーと思いながら聞いてたら中国語だった

なんか知らんけどたぶん偉い人の挨拶が全部中国語で、途中周りの人たちがみんな立ち上がって拍手し始めたときはやばいところに来てしまったと思った

流石にTechnical briefingは英語だったが、他の大事な指示はだいたい中国語(と英語)で行われていた

 

Practice

いつも俺がA問題を読み終わる頃にセットアップが終わる感じなのに、この日は違った

どうやらCapsLockキーにCtrlを割り当てるコマンドを、CapsLockが押された状態で実行してしまったらしい

本番だったらやべーと思いつつ爆笑していた

 

A,Bはやるだけで、Dも簡単に解けるらしいのでCを考える

この解法間に合わないよねーみたいなことを言い合って悩んでたけど、これが勘違いで実は間に合うことが判明する

本番じゃなくて良かった

 

DDCC

ホテルに帰ってDDCCに参加したら青になりました!!

 

この調子で明日も頑張るぞ、という感じで眠りにつく

 

本番の日

朝頑張って起きて会場に向かい、開始時間を待ちます……待ちます…………

始まりません!!

集合の悪さを見て察してはいたけどね

15分遅れで始まりました

 

本番

俺はA問題から順に読んでく

A問題は実は状態数がそんなに多くなく、普通にdfsすれば良さそうなので、実装を任せる

 

B問題、問題の条件が複雑だし解法も分からない

ここで他のチームが続々とC,Dあたりを通しているのを観測する

英語読むの速すぎるやろ

これにより、問題が難易度順になっていないことに気付く

A問題が中途半端に簡単だったので最初の方は難易度順だと思い込んでしまったが、C,Dはまじで簡単だった

こんな簡単なのが出るとは思ってなかった

という訳でAの実装を一旦中断してC,Dを、AC

 

俺が問題を読み進めてると、順位表を見てるチームメイトからHが投げられる

脳死で式変形したらすぐ解けたので、ちょうどKをACしたチームメイトにそのまま実装してもらいこれもAC!!

Kを通してからH通すまでにかかった時間は2分!

我ながら良い活躍でした(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

 

さらに10分後にはJもACしてかなり調子良い感じ

 

ここで一旦置いといたAに取り掛かる

ペアプロとかしつつ試行錯誤して1時間くらいでAC

 

Eも並行して考察進めていたのですが、自分は構築が苦手だということが分かった

 

Lの方針がなんとなく立ち始めてたので凸包を写経している間にチームメイトがEを詰めてくれてAC

 

Lの実装に取り掛かる

その間俺はBの虚解法を生やすなどしていた

これも途中からペアプロみたいにした

しかし残念ながらタイムアップ

 

コンテスト後

Lの出力の形式が制約を満たしていないことが発覚

でももう提出してもjudgeしてくれなくなってたので、結局Lの解法が合ってたのかはよく分からない

 

反省とか

  • 問題を読むのが遅い
  • 難易度順じゃないことに気付くのが遅い
  • タイピングが遅い&実装力

これが伸びるとチームとしての戦略の幅が広がるなーという気持ち

ペアプロで横で見てる方の人の役割として、『より良い実装方針を提供する』『indexや区間の端点の処理を確認する』『制約を確認してオーバーフローや配列外参照などに気付いて指摘する』とかがあるのかな、と思っています

が、俺が本番できていたのはたぶん1つ目だけでした

Lの制約をちゃんと読んで出力の形式がちょっと特殊な処理を必要としそうなことに気が付いていれば、もしかしたら時間内に通せてたのではないかと思っていてとても悔しいです


Closing ceremony

いきなり表彰が始まってびっくりしていたら国内予選の表彰だったらしい

相変わらずほとんど中国語のみで進行するのでゲームしながら待ってた

 

100チーム以上いるからyes/noも時間かかるなと思ったら、さらに60位からは6チームごとに区切って前に呼ばれて表彰が始まって、めちゃくちゃ時間かかる

しかもyes/noやる人は英語だけど、前に来てくださいみたいな指示は中国語なんだよね

 

凍結前は13位だったけど、どんどん下がっていって結果7完内2位の20位、横浜と一緒でした

 


Banquet

美味しい食事がいっぱい用意されてた

でも長くいても悲しいことに懇親できないので早々に撤退しました

 

ABC

チームで小籠包を食べてタピってから帰ったので30分以上遅刻だったが、前日に青になって調子にのっていたので参加したらレート微増して自分でびっくりしちゃった

 

感想とか

スタッフはみんな基本中国語で、横浜は海外勢に優しい大会だなと思うなどした

指示が中国語でしか行われず分からないこともあったが、何度も周りのコンテスタントが英語や日本語で教えてくれることがあってとても温かい気持ちになった

来年も是非海外遠征いきたいです

ありがとうございました